メディカルフィットネスセンターでは、老若男女を問わず、運動面に関する様々なサポートを行います。
特に現在社会的に問題となっているメタボリック症候群や生活習慣病の予防・改善を始め、脳梗塞・心疾患・パーキンソン病等の運動療法、膝・腰・肩など運動器の機能向上及び改善について、医療機関との連携により定期的に行う医学的検査結果に基づいた安全で効果的な運動指導を行います。また、医療機関内の健康増進施設ですので高齢者や低体力者でも安心して運動することが可能です。
現在ではメディカルフィットネスと冠した施設も県内にかなり増えてきましたが、フローゲンが開設した十年前まではほとんど知られてなく、ましてや高齢者や障害のある方に筋トレというと「大丈夫なの」とか「効果はあるの」と聞かれることもしばしばでした。
しかし、この十年で筋トレの効果が広く世間に認知されてきた結果、今やそのような方々にも筋トレは当たり前という風に時代は変わってきました。但し、運動には「両刃の剣」の側面もあります。 適切な運動方法を処方することが何より肝心ですが、それには豊富な知識と経験が必要不可欠です。その点、当施設の強みは開設以来の経験豊富なスタッフが揃っていることにより、誰でも安心して効果ある運動指導を受けることが可能です。
※指導は各々国家資格をもつ専門家によって行われます。(会員制です)
医療機関(沖縄セントラル病院)に併設されていますので、運動中の不測の事態にも速やかに対応が可能な他、当院外来を利用されている方であれば、どこの病院にもつきものの嫌な待ち時間を利用しての運動も可能で時間の有効活用ができます。
また、最近はリハビリの期限が決められている医療機関が多いのですが、その後の運動療法の受け入れ施設としての実績も十分です。
どこの施設でも一緒かもしれませんが、フローゲンでは開設以来、「会員に運動を継続させるには、どうしたらよいか?」という事に取り組んできました。
当施設は平成16年1月に開設しましたが、会員は比較的高齢者の方や体力に自信が無い方、疾患や疾病を抱えている方がほとんどです。そういった方々は、一様に自分に対して自信が無いので、運動を始めたら、まずその方の良いところを探して、ほめることから始めます。
また、運動を終え、帰る際には「次、いつ来られるんですか」と声かけをします。
「次は〇〇来るよ」と言うと、不思議なことに、ほとんどの方がその通りに来てくれるんですね。
それから、雑談も大切にしています。
普段の会員さんとの何気ない会話の中から様々な情報を得、それを接遇や運動指導へとフィードバックすることも可能なんです。一般にトレーニング施設というと、黙々とひたすらに運動に集中というイメージがつきものですが、当センターはあえてその逆を行き「おしゃべり、ゆんたく大歓迎」を謳っています。
会員、スタッフ皆が「家族(やーにんじゅ)」のような雲囲気で、次もまた自然と来たくなる、そんな施設を目指しています。
そして、半年、一年と経過するうちに「いつの間にか体力がつき、元気になった」というのが理想ですね。